総合馬術(読み)ソウゴウバジュツ

デジタル大辞泉 「総合馬術」の意味・読み・例文・類語

そうごう‐ばじゅつ〔ソウガフ‐〕【総合馬術】

馬術競技種目の一。馬場馬術クロスカントリー障害馬術の3種目を、この順番で、1日1種目ずつ3日間をかけて競うもの。すべて同じ人馬で行う。

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百科事典マイペディア 「総合馬術」の意味・わかりやすい解説

総合馬術【そうごうばじゅつ】

馬術競技の一種。三日競技threeday eventとも。馬場馬術耐久競技障害飛越(総合馬術においては余力審査)の3種目を3日間でこの順に行い,その減点総計によって勝敗を決める。耐久競技は,道路(2区間),障害競馬場,野外不整地からなる4区間,30km以上のコースを定められた時間内で走るもの。3種目とも同一の馬に騎乗しなければならない。もともとは軍馬能力を試す目的で行われていたものが競技化した。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「総合馬術」の意味・わかりやすい解説

総合馬術
そうごうばじゅつ
three day event; military

馬術競技の一つ。3日競技,軍隊競技ともいわれ一人の騎手が同じウマに乗り,第1日馬場馬術,第2日クロスカントリー,第3日障害飛越を行ない,3種目のトータルの減点が最も少ない競技者が勝者となる。2日目のクロスカントリーが山場で,起伏や障害物のある未経験のコースを走らせ,ウマのスピード耐久力や騎手の状況判断能力,知識などをためす。

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