山場(読み)ヤマバ

デジタル大辞泉 「山場」の意味・読み・例文・類語

やま‐ば【山場】

最も盛り上がった重要な場面。クライマックスやま。「芝居山場にさしかかる」
[類語]頂上頂点絶頂最高潮クライマックスピーク

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「山場」の意味・読み・例文・類語

やま‐ば【山場】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 山間土地や村。
    1. [初出の実例]「まだ青々としているのは雪が深く山ば(山間部)の春が遅いからだろう」(出典:月山(1974)〈森敦〉)
  3. 物事の最も盛んな時や所。また、物事の最も重要な場面。クライマックス。
    1. [初出の実例]「『仮名手本忠臣蔵』の最大のヤマ場はここであるが」(出典:裸の日本人(1958)〈佐藤忠男〉I )

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