デジタル大辞泉
「馬場馬術」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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馬場馬術
馬が長辺60メートル、短辺20メートルのアリーナの中で決められた図形を描きながら走り、技の美しさや正確さを競う競技。フィギュアスケートのイメージに近い。スキップのように見える走り方や立ち止まっての足踏みなど、馬、騎手ともに高度な技量が要求されるものもある。騎手は脚や手綱、体のバランスなどで馬に指示を出すが、乗っているだけで馬が自主的に演技しているように見えることが理想。近年、五輪などのトップ競技会では音楽に合わせ、技を自由に組み合わせて演技する「自由演技」もある。
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出典 共同通信社 共同通信ニュース用語解説共同通信ニュース用語解説について 情報
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馬場馬術【ばばばじゅつ】
馬術競技の一種。平たんな60m×20mの馬場内で,定められた各種の演技を一定時間に連続して行い,正確さ,美しさを競う。常歩(なみあし),速歩(はやあし),駈歩(かけあし)の組合せにより,円を描いたり,蛇行(だこう),後退・停止・発進,回転,横歩き,パッサージュ(極度の短縮速歩),ピアフェ(短縮速歩による足踏み)などの演技を行い,それらを採点する。演技順序の誤りや時間超過などは減点される。審判員は各運動課題ごとに10点満点で採点を行い,その合計点で順位を決める。
→関連項目総合馬術|馬具
出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報
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馬場馬術
ばばばじゅつ
dressage
馬術競技の一つ。定められた運動課目を人馬一体となり正確に演じる調教馬術をいう。オリンピック競技大会での大賞典馬場馬術から調教審査まで,レベルに応じて数種類の方法がある。 60m× 20mの芝または砂の平面馬場を使用し,定められたコースで,常歩 (なみあし) ,速歩 (はやあし) ,駆歩 (かけあし) などの自然歩法を基本に発進,停止,後退,電光形歩法,円形歩法,ピルーエット,パッサージュ,ピアッフェ,踏歩変換などの技術を加えて,規定の順序で一定時間内に演技する。計時は馬の発進から始め,運動終了後の敬礼によって終わる。5人の審判員が1課目ごと 10点満点で採点する。
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
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