デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「緒方研堂」の解説 緒方研堂 おがた-けんどう 1816-1871 幕末-明治時代の医師。文化13年生まれ。蘭医坪井信道の門にまなんだのち,緒方洪庵(おがた-こうあん)の適塾に参加,洪庵の義弟となる。土佐高知藩で洋学をおしえ,明治2年大阪医学校開設とともに少博士として教育と治療にあたった。明治4年7月9日死去。56歳。備中(びっちゅう)(岡山県)出身。本姓は大戸。名は惟嵩。字(あざな)は子文。通称は郁蔵。別号に独笑軒。訳書に「内外新法」「療疫新法」など。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例