締交(読み)ていこう

精選版 日本国語大辞典 「締交」の意味・読み・例文・類語

てい‐こう‥カウ【締交・訂交】

  1. 〘 名詞 〙 まじわりを結ぶこと。交際をはじめること。
    1. [初出の実例]「官途締交之儲、窮陸海而尽珍」(出典本朝文粋(1060頃)二・封事三箇条〈菅原文明〉)
    2. 「締交の責任を官に負ひ、採風の義務を民に尽さんと」(出典:米欧回覧実記(1877)〈久米邦武〉例言)
    3. [その他の文献]〔史記‐秦始皇本紀賛〕

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普及版 字通 「締交」の読み・字形・画数・意味

【締交】ていこう(かう)

交わりを結ぶ。漢・賈誼〔過秦論、上〕懼し、會して秦をめんことを謀り、珍重寶、肥饒(ひぜう)の地を愛(をし)まずして、天下の士を致し、合從し、相ひ與(とも)に一と爲る。

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