緩衝材(読み)カンショウザイ

デジタル大辞泉 「緩衝材」の意味・読み・例文・類語

かんしょう‐ざい〔クワンシヨウ‐〕【緩衝材】

物どうしがぶつかり合う際の衝撃を緩和するための材料。紙・布・ゴム発泡スチロール気泡緩衝材などが用いられる。
(比喩的に)対立する二者の間にあって仲立ちをするもの。

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精選版 日本国語大辞典 「緩衝材」の意味・読み・例文・類語

かんしょう‐ざいクヮンショウ‥【緩衝材】

  1. 〘 名詞 〙 二つの物の間にはさんで、その衝撃を緩和するための材料。ゴム、ばね、または幅の広い金属梁(りょう)などの、弾力性のあるものを用いる。
    1. [初出の実例]「余波が〈略〉コンクリートの緩衝材にはげしくぶつかって砕けていた」(出典:欣求浄土(1968)〈藤枝静男〉)

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栄養・生化学辞典 「緩衝材」の解説

緩衝材

 緩衝目的で使われる物質,物体.

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