最新 地学事典 「縞状雲母」の解説
しまじょううんも
縞状雲母
tainiolite
化学組成KLi Mg2Si4O10F2の鉱物。単斜晶系(1Mおよび2M1のポリタイプあり),空間群C2/m(1M),格子定数a0.5231nm, b0.9065, c1.0140, β99.86°,単位格子中2分子含む。劈開{001}完全,硬度2.5~3,比重2.9。無色。二軸性負,2V小,屈折率α1.522,β=γ1.553。非常にまれな雲母。Alを含有せず。グリーンランド,ロシア北部などに石英・ディッカイトなどと脈中に産出。ギリシア語のtaina(縞)にちなんで命名。
執筆者:嶋崎 吉彦
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

