デジタル大辞泉 「繁吹き」の意味・読み・例文・類語 しぶき【▽繁吹き/飛=沫】 1 雨風が吹きつけること。また、その雨。「―が静かに窓に音を立てた」〈白鳥・泥人形〉2 水などが細かく飛び散ること。また、その水滴。飛沫ひまつ。「波の―が掛かる」[類語]水しぶき・飛沫・水沫・水煙みずけむり・水煙すいえん・水柱 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「繁吹き」の意味・読み・例文・類語 しぶき【繁吹・飛沫】 〘 名詞 〙 ( 動詞「しぶく(繁吹)」の連用形の名詞化 )① 雨風②がはげしく吹きつけること。また、その吹きつける雨。[初出の実例]「しふきのかかる露時雨行 此捨子なくより外はきりぎりす」(出典:俳諧・西鶴大句数(1677)三)② 液体または液体状のものがこまかく飛び散ること。また、その水滴。[初出の実例]「向う岸の(シブキ)に濡れて黒い、滑かな大きな石へ」(出典:高野聖(1900)〈泉鏡花〉一六) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例