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水煙/水烟 スイエン

デジタル大辞泉の解説

すい‐えん【水煙/水×烟】

みずけむり。
塔の九輪(くりん)の上にある火炎状の装飾金具。火事連想を避け、同時に水難をおさえる意味もこめて名づけたといわれる。
中国で、タバコをのむときに使った道具。を水に通してのむ。水ギセル。

みず‐けむり〔みづ‐〕【水煙】

水面に立ちのぼる霧。「湖面に水煙が立ちこめる」
水が細かく飛び散って煙のように見えるしぶき。飛沫(ひまつ)。すいえん。「滝つぼから水煙が立つ」

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百科事典マイペディアの解説

水煙【すいえん】

九輪の上につける飾り。実際は火炎をかたどったものだが,火を避けるという意味で工匠がこう呼んだものといわれる。天人の舞い降りる姿を表した薬師寺の水煙は有名。
→関連項目相輪

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大辞林 第三版の解説

みずけむり【水煙】

水が飛び散って煙のように見えること。 「 -をあげて走る」
水面に立つ霧や靄もや

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

水煙
すいえん

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世界大百科事典内の水煙/水烟の言及

【相輪】より

…下から方台状の露盤(ろばん),倒椀形の伏(覆)鉢(ふくばち),ついで請(受)花(うけばな)と重ね,柱となる刹管(さつかん)を立てて宝輪を九つとりつける(九輪)。さらに上に,透彫の水煙(すいえん)4枚を放射状に配し,その上に竜車(りゆうしや),最上端部に宝珠(ほうしゆ)をおく。日本の相輪の全長は,塔総高の3分の1から4分の1を占める長大なものが多い。…

※「水煙/水烟」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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