簡略(読み)カンリャク

デジタル大辞泉 「簡略」の意味・読み・例文・類語

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精選版 日本国語大辞典 「簡略」の意味・読み・例文・類語

かん‐りゃく【簡略】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 )
  2. ( ━する ) 手軽で簡単なこと。簡単、略式にすること。また、そのさま。簡便。
    1. [初出の実例]「胃脯は簡略に微少なることなれども、連騎ほどになりたぞ」(出典:史記抄(1477)一九)
    2. 「すべて日本の風俗は、物ごと簡略なるゆへに」(出典:随筆・秉燭譚(1729)二)
    3. [その他の文献]〔後漢書‐宣乗伝〕
  3. かんりゃく(勘略)
    1. [初出の実例]「山王夢中に簡略の人数を示されける事」(出典:山王絵詞(1310頃)一)
    2. 「食を減し、いたづらに酒食をついやすことをかんりゃくし」(出典:玉塵抄(1563)一五)

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普及版 字通 「簡略」の読み・字形・画数・意味

【簡略】かんりやく

てがるにする。〔後漢書、宣秉伝〕務めて大綱を擧げ、苛細を略にす。百僚之れをふ。

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