



(敏)(びん)+糸。
は婦人が祭事にあたって髪に盛飾を加える形で、祭事に奔走することを敏捷という。
(しよう)はその側身形に足を加えた形。髪に糸飾りをつけて
という。
は繁飾の意。〔説文〕十三上に
を正字とし「馬の髦
(ばうしよく)なり。糸
に從ふ」(段注本)とし、〔左伝、哀二十三年〕「以て旌
(せいはん)に
(かな)ふべけんや」の文を引くが、馬飾の字は樊(はん)に作り、樊纓(はんえい)といい、
とは別の字である。樊纓は馬の「むながい」。紐を縦横にかけたもので、樊がその義にあたる。婦人の盛飾を
(毎)といい、その甚だしいものを毒といい、祭事にいそしむを敏捷といい、その髪飾りの多いことを
という。
シゲシ・サカユ・サカシ・ナガシ・オホシ・オホキナリ・ワヅラハシ
声として
など二字を収める。
は冬もなお茂る草をいう。
・
biuanは同声。
はもと婦人の繁飾の字であるが、同声を以て
(はん)と通用し、繁茂・繁栄の意となった。
▶・繁育▶・繁陰▶・繁雲▶・繁英▶・繁栄▶・繁纓▶・繁翳▶・繁衍▶・繁音▶・繁柯▶・繁科▶・繁苛▶・繁夥▶・繁華▶・繁会▶・繁簡▶・繁
▶・繁
▶・繁刑▶・繁劇▶・繁絃▶・繁言▶・繁減▶・繁興▶・繁瑣▶・繁砕▶・繁采▶・繁細▶・繁錯▶・繁雑▶・繁侈▶・繁枝▶・繁祉▶・繁姿▶・繁詞▶・繁
▶・繁滋▶・繁辞▶・繁庶▶・繁暑▶・繁冗▶・繁条▶・繁昌▶・繁擾▶・繁
▶・繁殖▶・繁飾▶・繁縟▶・繁声▶・繁省▶・繁盛▶・繁説▶・繁節▶・繁戦▶・繁然▶・繁湊▶・繁霜▶・繁息▶・繁多▶・繁沢▶・繁稠▶・繁
▶・繁費▶・繁
▶・繁廡▶・繁誣▶・繁阜▶・繁富▶・繁文▶・繁紊▶・繁忙▶・繁法▶・繁木▶・繁漫▶・繁密▶・繁務▶・繁茂▶・繁約▶・繁憂▶・繁用▶・繁乱▶・繁慮▶・繁林▶・繁礼▶・繁麗▶・繁露▶・繁猥▶
繁・世繁・声繁・旌繁・頻繁・物繁・文繁・礼繁出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
[名](スル)二つ以上のものが並び立つこと。「立候補者が―する」「―政権」[類語]両立・併存・同居・共存・並立・鼎立ていりつ...