簡易(読み)カンイ

デジタル大辞泉 「簡易」の意味・読み・例文・類語

かん‐い【簡易】

[名・形動]簡単で手軽なこと。また、そのさま。「簡易包装」「簡易宿泊施設」
[派生]かんいさ[名]
[類語]簡単単純簡略簡素簡約簡潔手短てみじか簡便安直あんちょくシンプルちょろいたやすい容易あっさり手っ取り早いやすいらく手軽手軽い造作ないわけないくみやす楽楽易易いい易易やすやす軽い・軽く・悠悠難無く苦もなく生易しいイージー朝飯前楽勝お茶の子お茶の子さいさい河童かっぱたなごころを返す労せずして赤子の手をひねるお手の物事も無げむざむざ軽軽かるがる無造作手も無く見す見すまんまと平易軽易安易物ともせずすんなりすいすい首尾良くちょいちょいちょちょいのちょい

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精選版 日本国語大辞典 「簡易」の意味・読み・例文・類語

かん‐い【簡易】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) 手がるいこと。たやすいこと。また、簡単であるさま。こみいっていないさま。〔文明本節用集(室町中)〕
    1. [初出の実例]「秦苛法を去て簡易にせられたれば、又かふ雅意になるぞ」(出典:史記抄(1477)一三)
    2. [その他の文献]〔荀子‐富国〕

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普及版 字通 「簡易」の読み・字形・画数・意味

【簡易】かんい

てがる。やさしい。〔史記、叔孫通伝〕の五年、已に天下(あは)せ、侯共に王をぶ。叔孫、其の儀號を就(な)す。高悉(ことごと)く秦の苛儀を去り、法は易と爲す。

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