繁骨(読み)シゲボネ

デジタル大辞泉 「繁骨」の意味・読み・例文・類語

しげ‐ぼね【繁骨】

格子の、桟の目が細かいもの。また、その格子。
提灯ちょうちんの、骨の数が多いもの。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「繁骨」の意味・読み・例文・類語

しげ‐ぼね【繁骨】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 障子の目のこまかい桟。また、こまかい目の桟でつくったもの。
    1. [初出の実例]「檜のまっしろな、繁骨(シゲボネ)の荷にギヤマンの皿をつみ上げ」(出典市井人(1949)〈久保田万太郎一二)
  3. 骨の数が多く、目のこまかい提灯
    1. [初出の実例]「骨はしげぼねにして、側わ本塗に真鍮の金物」(出典:黄表紙・江戸生艷気樺焼(1785)中)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む