織本東岳(読み)おりもと とうがく

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「織本東岳」の解説

織本東岳 おりもと-とうがく

1834*-1892 幕末-明治時代の漢学者
天保(てんぽう)4年11月28日生まれ。江戸で朝川同斎儒学,市川一学に兵学,江川太郎左衛門に西洋砲術をまなぶ。上野(こうずけ)前橋藩につかえたのち,明治元年上総(かずさ)(千葉県)飯野藩の藩校明新館教授,のち権(ごんの)大参事。明治25年5月22日死去。60歳。上総出身。名は履道。字(あざな)は坦卿。通称は徳輔。著作に「俗語集成」「武辺秘事」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android