美園御厨(読み)みそののみくりや

日本歴史地名大系 「美園御厨」の解説

美園御厨
みそののみくりや

天竜川右岸、現浜北市南部から浜松市北東部一帯に比定される伊勢神宮領の御厨。蒲(かば)御厨(現浜松市)の北方に位置する。平安時代末期の伊勢神宮の所領状況を示した伊勢大神宮神領注文(神宮雑書)に「美園御厨二宮」とみえ、給主は故九条女三位家(藤原俊成妹)子息(藤原顕頼息の惟方)であった。当御厨は往古よりの神領で、天養二年(一一四五)に改めて立券され、仁平元年(一一五一)に奉免の宣旨が出されたという。「神鳳鈔」によれば面積は五〇〇町歩で、内宮に上分米二〇石・口入米二〇石を、外宮に上分米二〇石・雑用米二〇石・長日御幣紙三六〇帖を納めている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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