日本歴史地名大系 「美土里町」の解説 美土里町みどりちよう 広島県:高田郡美土里町面積:一二三・〇四平方キロ高田郡北西部に位置し、東は高宮(たかみや)町、西は山県郡千代田(ちよだ)町、南は吉田(よしだ)町、北は島根県邑智(おうち)郡に囲まれる。町内総面積の九割は山地で、平均標高三八〇メートル余。中央を東西に走る山並を境に南北にわずかな平坦地があり、本村(ほむら)川・生田(いけだ)川が西から東へ流れる。南部を中国自動車道が横断し、高宮町との境に高田インターチェンジがある。県道吉田―瑞穂線がほぼ南北に通じ、山陽・山陰の連絡線として利用される。明治二二年(一八八九)の町村制施行時には、横田(よこた)・本村・北(きた)の三ヵ村はそのまま存続し、生田・桑田(くわた)両村が合併して生桑(いけくわ)村となった。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報