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美男葛 ビナンカズラ

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デジタル大辞泉の解説

びなん‐かずら〔‐かづら〕【美男葛】

サネカズラの別名。 秋》
1の茎を浸して得た粘液。鬢(びん)つけ油の代用や製紙用ののりとして用いる。美男石(びなんせき)。

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大辞林 第三版の解説

びなんかずら【美男葛】

サネカズラの別名。 [季] 秋。
サネカズラの茎を水に浸してとった、ねばりけのある液。結髪用の油とする。美男石。
狂言で、女性を表す装束。長い白い布を頭にまき、左右に垂らして帯にはさむかぶり物。美男帽子。美男。

出典|三省堂
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世界大百科事典内の美男葛の言及

【髪油】より

…また,実物は鹿児島県揖宿郡の枚聞(ひらきき)神社所蔵《松梅蒔絵櫛笥》のなかに1523年(大永3)の目録とともに現存する。整髪料としてはサネカズラ(ビナンカズラ)の枝から浸出した粘質物(キシログルクロニド)を,主として男性用に使っていたので美男葛とも書いた。江戸時代初期から,はじめは髭用に調合した練油に,さらに丁子(ちようじ),白檀(びやくだん),竜脳(りゆうのう),麝香(じやこう)などの香料を配合したものを伽羅之油と名づけ,市販した。…

【サネカズラ】より

…学名のKadsuraは日本語の葛(かずら)よりついた。古くは茎を煮て得た粘液を整髪に用いたので美男葛の別名がある。 夏に黄白色の小さな花を葉腋(ようえき)から出す。…

※「美男葛」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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