…その経営規模はかなり大きく,建網を数ヵ統,刺網を数百放営んでいたが,建網1ヵ統経営には雇漁夫15~20人と漁船7~8艘,刺網100放経営に雇漁夫5~6人を必要とした。 建網漁はニシンが群れをなして沿岸に回遊してくる(群来(くき)という)ところに網を定置することから始まる。これはニシンの行路をさえぎる形で投網し,網に突き刺さったニシンを手繰り上げて漁獲する刺網とは異なる。…
※「群来」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...