デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「義弁」の解説 義弁 ぎべん 1721-1790 江戸時代中期の僧。享保(きょうほう)6年生まれ。信濃(しなの)(長野県)松本の真宗大谷派宝栄寺住職。儒学にも通じ,松本藩主戸田光悌(みつよし)の侍読となる。境内に学問所新化寮をもうけ,藩ではじめて懲役囚の教誨(きょうかい)師をつとめる。その学識の深さから信濃釈迦(しゃか)とよばれた。寛政2年9月29日死去。70歳。俗姓は三浦。号は樹心堂。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例