羽川珍重(読み)はねかわ ちんちょう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「羽川珍重」の解説

羽川珍重 はねかわ-ちんちょう

1679/80-1754 江戸時代中期の浮世絵師
延宝7/8年生まれ。武蔵(むさし)川口(埼玉県)の人。初代鳥居清信(きよのぶ)の門人。「吉原丸鑑(まるかがみ)」「役者芸品定(しなさだめ)」などの挿絵をかいた。大判の一枚絵には「江戸町西田屋内ここのゑ」などがある。宝暦4年7月22日死去。75/76歳。本姓真中通称は太田弁五郎。別号に沖信,三同,絵情斎など。

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朝日日本歴史人物事典 「羽川珍重」の解説

羽川珍重

没年:宝暦4.7.22(1754.9.8)
生年:延宝7頃(1679)
江戸中期の浮世絵師。太田氏,俗称弁五郎。武蔵国埼玉郡川口村(埼玉県)の人。初代鳥居清信の門人。正徳・享保期(1711~36)に十数点版画,数点の赤本評判記の挿絵が知られている。

(浅野秀剛)

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