翁の舞(読み)おきなのまい

精選版 日本国語大辞典 「翁の舞」の意味・読み・例文・類語

おきな【翁】 の 舞(まい)

  1. 鎌倉期に行なわれた翁猿楽以来、翁面、白色尉(はくしきじょう)をつけてシテが舞う舞。小鼓三つではやし、笛はアシライを吹いて、舞の中には天地人拍子という特別の足拍子があり、特殊な演奏をする。現在は「翁[ 二 ]」の中で演じられ祝福の楽として神聖視されている。神楽(かみがく)
    1. [初出の実例]「いづれをとりたてて申べきならば、此道の根本なるがゆゑに、をきなの舞を申べきか」(出典:申楽談儀(1430)序)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android