( 1 )女性の髪の美しさをいう中世の慣用表現。みどりの黒髪の「みどり」が、翡翠の羽毛の色を連想させることによる。「桂の黛」や「丹花の唇」と対にされることも多い。
( 2 )髪の美しさは「翡翠」か「楊柳」にたとえられることが多いが、「楊柳」が揺れる髪の動的な美しさの形容に用いられるのに対し、「翡翠」は髪そのものの手入れの行き届いた質感、光沢があって乱れず整ったようすをたたえる際に用いられる。
「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...