(読み)こう

世界大百科事典(旧版)内のの言及

【殷】より

…甲骨文によっても,王系の混乱が最も多い時期であることが,《史記》の伝承を裏付けている。しかも第12代河亶甲は相に,第13代祖乙は耿(こう)(河南省沁陽県),さらに庇に,第17代南庚は奄(山東省曲阜県)に都を移したと言われる。このうち相,庇が現在のどこか異説が多いが,いずれも河南中東部,山東西部,安徽北西部の範囲内にふくまれ,中期の殷の政治的勢力範囲の重要部がここにあったことを示し,その範囲が前期より拡大したと言える。…

※「耿」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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