聖火(読み)セイカ

デジタル大辞泉 「聖火」の意味・読み・例文・類語

せい‐か〔‐クワ〕【聖火】

神にささげる神聖な火。
オリンピック競技開催中、主競技場の聖火台に燃やしつづける火。古代ギリシャの故事にならい、オリンピア太陽光から採火される。1928年アムステルダム大会に始まる。オリンピック聖火。→聖火リレー

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精選版 日本国語大辞典 「聖火」の意味・読み・例文・類語

せい‐か‥クヮ【聖火】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 神にささげる神聖な火。
    1. [初出の実例]「彼女の心が恋愛(こひ)の聖火に燃ゆること、抑も一朝一夕の故に非らず」(出典:火の柱(1904)〈木下尚江〉五)
  3. 国際オリンピック大会の開会式から閉会式までの間、主競技場の聖火台で燃やし続けるため、特にギリシアのオリンピアで採火された火。一九二八年アムステルダム大会に始まる。
    1. [初出の実例]「塔上の聖火に立った七人の喇叭手が」(出典:オリンポスの果実(1940)〈田中英光〉一六)

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普及版 字通 「聖火」の読み・字形・画数・意味

【聖火】せいか

神火

字通「聖」の項目を見る

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動植物名よみかた辞典 普及版 「聖火」の解説

聖火 (セイカ)

学名Rosa hybrida
植物。バラ科の落葉低木

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デジタル大辞泉プラス 「聖火」の解説

聖火

石材の名。山口県美祢市で産出される大理石、美祢大理石の銘柄ひとつ

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「聖火」の意味・わかりやすい解説

聖火
せいか

「オリンピック聖火」のページをご覧ください。

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世界大百科事典(旧版)内の聖火の言及

【火】より

…一方,両者を統合する寓意として,火に焼かれたのち灰から再生するフェニックスの伝説が成立し,試練と再生の象徴ともなっている。火を重要視したゾロアスター教では,人間と雄牛を生む源となった聖火は,同時に光明神アフラ・マズダがこの世に君臨していることの証左として神殿で燃やし続けられた。インドでも火は地上に降りた天界の元素とみなされ,祭礼には聖火がたかれた。…

※「聖火」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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