聖ワシリー寺院(読み)セイワシリージイン

デジタル大辞泉 「聖ワシリー寺院」の意味・読み・例文・類語

せいワシリー‐じいん〔‐ジヰン〕【聖ワシリー寺院】

Sobor Vasiliya BlazhennogoСобор Василия Блаженного》⇒聖ワシリー大聖堂

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界の観光地名がわかる事典 「聖ワシリー寺院」の解説

せいワシリーじいん【聖ワシリー寺院】

ロシアの首都モスクワにあるロシア正教会寺院。赤の広場の南東側に位置し、9つの異なった色と模様で飾られた、ネギ坊主のような形のキューポラをいただくカラフルな建物である。カザンハン国との戦勝を記念し、1560年に雷帝イワン4世が建造したが、その美しさに感動した雷帝が、再び同じような建物が造れないよう設計者の目をくり抜いたという恐ろしい逸話が残る。最も高い中央の塔の高さは47mで、内部バロック様式のイコノスタシク(聖障壁)や18世紀末に描かれた回廊の模様も美しい。

出典 講談社世界の観光地名がわかる事典について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android