聖木曜日(読み)せいもくようび(その他表記)Holy Thursday

翻訳|Holy Thursday

改訂新版 世界大百科事典 「聖木曜日」の意味・わかりやすい解説

聖木曜日 (せいもくようび)
Holy Thursday

キリスト教教会暦における復活祭前の木曜日をいう。午前中,司教とその司祭団の共同司式による聖香油のミサが行われる。油は教会における聖霊の働きを意味し,諸秘跡にそのしるしとして使われている。またこのミサは,司教と司祭団の一致を表す。夕刻には各教会または教会的共同体ごとに主の晩餐を盛大に記念し,その中で洗足式が行われる。一同聖餐を受けた後,聖体は仮安置所に移され,キリストが弟子たちのもとから去って受難が始まったことをしのぶ。
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デジタル大辞泉プラス 「聖木曜日」の解説

聖木曜日

キリスト教の祭日。復活祭前の木曜日。イエス・キリストと使途たちの最後の晩餐の日を記念する。その日イエスが弟子たちの足を洗ったというエピソードから、「洗足木曜日」ともいう。正教会では「聖大木曜日」とする。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「聖木曜日」の意味・わかりやすい解説

聖木曜日
せいもくようび

洗足木曜日」のページをご覧ください。

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世界大百科事典(旧版)内の聖木曜日の言及

【昇天】より

…昇天はキリスト再臨の告知を含意する。 なお,復活祭後40日目(木曜日にあたる)を昇天日Ascension Day,Holy Thursdayと呼び,ローマ・カトリック教会ではキリストの昇天を祝う。また昇天日前の3日間を昇天前祈禱日Rogation Daysという。…

※「聖木曜日」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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