精選版 日本国語大辞典 「聖言」の意味・読み・例文・類語 せい‐げん【聖言】 〘 名詞 〙① 聖人のことば。また、天子のことば。聖語。[初出の実例]「仁者は必ず勇有り、勇者は必ず仁あらずと、文宣王の聖(セイ)言、げにもと思ひ知られたり」(出典:太平記(14C後)二九)[その他の文献]〔書経‐伊訓〕② ⇒しょうごん(聖言) しょう‐ごんシャウ‥【聖言】 〘 名詞 〙 ( 「しょう」「ごん」はそれぞれ「聖」「言」の呉音 ) 仏語。仏のことば。うそいつわりのないことばをいい、これを四聖言、八聖言などに分ける。[初出の実例]「我見是利の聖言。破戒無戒の衆生をして信を生じ。十声一念に往生疑ひ無し」(出典:私聚百因縁集(1257)四)[その他の文献]〔禅苑清規‐一・受戒〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例