聞見(読み)ぶんけん

精選版 日本国語大辞典 「聞見」の意味・読み・例文・類語

ぶん‐けん【聞見】

〘名〙 聞くことと見ること。聞いたり見たりすること。みきき。見聞
※蕉堅藁(1403)古河襍言「初来借宿古河湄、聞見令人事々疑」 〔論衡‐別通〕

きき‐・みる【聞見】

〘他マ上一〙 聞いたり見たりする。見聞く。見聞する。
続日本後紀‐嘉祥二年(849)三月庚辰「其長歌詞曰〈略〉聞見(ききみる)人は、万世の寿を延べつ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「聞見」の意味・読み・例文・類語

ぶん‐けん【聞見】

[名](スル)見聞」に同じ。
文明事物を―する者は」〈福沢文明論之概略

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

普及版 字通 「聞見」の読み・字形・画数・意味

【聞見】ぶんけん

見聞。〔子、不君子~聽するく、聞見するし。是れ何ぞや。

字通「聞」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

黄砂

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android