肥満型(読み)ひまんがた

精選版 日本国語大辞典 「肥満型」の意味・読み・例文・類語

ひまん‐がた【肥満型】

  1. 〘 名詞 〙 ドイツの精神医学者クレッチマーによる正常体質の分類の一型。顔は広く、頸は太く、胸・腹は広く大きく、身長中程度
    1. [初出の実例]「でっぷりと太った肥満型の人でしたから」(出典:長春五馬路(1968)〈木山捷平〉五)

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百科事典マイペディア 「肥満型」の意味・わかりやすい解説

肥満型【ひまんがた】

E.クレッチマーの体型分類の一型。ふとり型とも。顔,頸(くび),体幹の脂肪蓄積が豊富で,筋肉柔軟骨格は繊細,肩は丸みをもち,頸と四肢は太く短い。顔は平たい五角形で身長の割に頭囲胸囲腹囲は大。循環気質の場合が多いとする。→闘士型やせ型

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