育成(読み)イクセイ

デジタル大辞泉 「育成」の意味・読み・例文・類語

いく‐せい【育成】

[名](スル)育て上げること。育ててりっぱにすること。「後継者育成する」
[類語]育て上げる養成薫陶育てる

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精選版 日本国語大辞典 「育成」の意味・読み・例文・類語

いく‐せい【育成】

  1. 〘 名詞 〙 育てて大きくすること。育てあげること。
    1. [初出の実例]「婦は淑徳高きものと思ひたるに、今は不貞不義の化身、また罪悪を育成するものと見え」(出典:現実暴露の悲哀(1908)〈長谷川天渓〉二)

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普及版 字通 「育成」の読み・字形・画数・意味

【育成】いく(ゐく)せい

養い育てる。北魏・高允〔岱宗を祭る文〕怪譎忽百靈、風雲を吐し、品をす。攝生の歸する(あつま)るなり。

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知恵蔵 「育成」の解説

育成(競走馬の)

生まれてから競走に備えて厩舎に入厩するまでの期間を言い、離乳までの初期育成、騎乗馴致が始まるまでの中期育成、鞍を置き騎乗を行う後期育成に分類される。すべてを同じ牧場で行うケースもあるが、生産牧場から育成牧場へと移動するケースもある。血統や厩舎での調教と同様に、競走馬の強さを決める重要な要素であり、飼養管理などの面で工夫が進められている。

(須田鷹雄 競馬ライター / 2007年)

出典 (株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」知恵蔵について 情報

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