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肺炎双球菌 ハイエンソウキュウキン

デジタル大辞泉の解説

はいえん‐そうきゅうきん〔‐サウキウキン〕【肺炎双球菌】

肺炎球菌

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世界大百科事典 第2版の解説

はいえんそうきゅうきん【肺炎双球菌 Diplococcus pneumoniae】

肺炎球菌ともいう。グラム陽性,ランセット形の球菌(大きさは0.5~1.0μm)で,ふつう底面で2個ずつ相接して双球菌の形をとる。培養すると,これらの双球菌が短い連鎖をつくる。菌体の表面は,多糖体の莢膜に包まれている。肺炎双球菌は,ヒトに対して病原性をもち,大葉性肺炎の原因菌となるが,健康者においても,鼻咽頭腔の粘膜表面に見いだされる。肺炎双球菌の感染鎖はヒトからヒトに結びついており(飛沫感染),閉鎖集団に感染が多発しやすい。

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大辞林 第三版の解説

はいえんそうきゅうきん【肺炎双球菌】

ヒトの大葉性肺炎・気管支肺炎・化膿性炎症の起因菌。グラム陽性の小球菌で、通常対をなし莢膜きようまくに包まれている。肺炎球菌。

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世界大百科事典内の肺炎双球菌の言及

【エーブリー】より

…コロンビア大学医学部卒業後ホーグランド研究所を経て,1913‐48年ロックフェラー医学研究所に勤める。主として肺炎双球菌の研究を行い,細菌の病原性と莢膜(きようまく)の存在が密接に関連していること,肺炎双球菌の免疫学的特異性を示す物質が,細菌の莢膜を形成している多糖類であることを示した。またF.グリフィスの発見による肺炎双球菌のS型からR型への形質転換現象に注目し,1932年ころよりこの形質転換物質の分離を試み,44年この物質がDNA(デオキシリボ核酸)であることを示した。…

※「肺炎双球菌」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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