肺門(読み)ハイモン

デジタル大辞泉 「肺門」の意味・読み・例文・類語

はい‐もん【肺門】

左右両肺の内側面の、気管支肺動脈肺静脈などが出入りする部位多数リンパ節がある。

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精選版 日本国語大辞典 「肺門」の意味・読み・例文・類語

はい‐もん【肺門】

  1. 〘 名詞 〙 肺臓の内側面の中央部で、肺動脈・肺静脈・気管支などが出入する部位。多数のリンパ節がある。

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「肺門」の意味・わかりやすい解説

肺門
はいもん

気管支・血管・神経などが肺に出入する部分で、肺の縦隔面(内側面)の中央にあたる。この部分のみ胸膜を欠き、くぼんでいる。肺門からは肺動・静脈、気管支動・静脈、気管支、リンパ管、神経などが出入する。これらの器官結合組織一束にまとめられていて、これを肺根とよぶ。肺根の部分で臓側(ぞうそく)胸膜は壁側(へきそく)胸膜に移行する。

[嶋井和世]

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