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胎児機能不全 たいじきのうふぜん non reassuring fetal status

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知恵蔵の解説

胎児機能不全

分娩経過中には胎児に様々なストレスが加わり、それが胎児の生理的状態にも影響を与え、心拍数に特有の変化を示すようになった状態。ストレスを軽減するために、酸素吸入、体位の転換、子宮収縮抑制などの処置をとるが、吸引・鉗子(かんし)分娩、帝王切開などの急速分娩法が選択される場合もある。従来は胎児仮死(fetal distress)という用語が使用されていたが、直接新生児仮死につながる状態ではないため、胎児機能不全(NRFS)という用語を使用することにした。

(安達知子 愛育病院産婦人科部長 / 2007年)

出典|(株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」
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