胎卵湿化(読み)タイランシッケ

デジタル大辞泉 「胎卵湿化」の意味・読み・例文・類語

たい‐らん‐しっ‐け【胎卵湿化】

仏語四生ししょうのこと。胎生卵生湿生化生の略。

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精選版 日本国語大辞典 「胎卵湿化」の意味・読み・例文・類語

たい‐らん‐しっ‐け【胎卵湿化】

  1. 〘 名詞 〙 仏語。あらゆる生物。胎生、卵生、湿生、化生の四生をいう。胎は母胎より生まれる人間や獣類、卵は卵から生まれる鳥類など、湿は湿気から生まれる虫類など、化はそのものの業(ごう)によって生まれる天や地獄などの生きもの。
    1. [初出の実例]「飛沉伏走之群。胎卵湿化之類」(出典:本朝文粋(1060頃)一三〈慶滋保胤〉)

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