胡四王山遺跡(読み)こしおうさんいせき

日本歴史地名大系 「胡四王山遺跡」の解説

胡四王山遺跡
こしおうさんいせき

[現在地名]花巻市矢沢 胡四王

矢沢やさわの南西部、北上高地の支脈の西端に張出した丘陵、胡四王山(一七六・六メートル)の南斜面にある平安時代の竪穴住居群。調査は昭和三二年(一九五七)胡四王山山頂の館跡調査と同時に行われた。館跡は山頂に平坦面を作り出し、それを囲むように舟底形の空堀三条掘られ、掘上げた土で塁を築き、その上に大きな石を敷いていた。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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