胴の間(読み)ドウノマ

デジタル大辞泉 「胴の間」の意味・読み・例文・類語

どう‐の‐ま【胴の間】

和船中央、胴にあたる部分

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「胴の間」の意味・わかりやすい解説

胴の間
どうのま

和船の間取り上の呼称で,船体人体になぞらえて,一般に中央の間 (ま) をいう。軍船荷船川船など船の種類大小によって,規定する場所に相違がある。たとえば,江戸時代の荷船では淦間 (あかま) 船梁と腰当 (こしあて) 船梁の間の間であるが,淀川の三十石船では表船梁と胴船梁の間の間というように,専門的にいうと大きな違いがあって,共通するのはだいたいにおいて船体の中央部付近を占める場所という点だけである。

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