20世紀日本人名事典 「能島武文」の解説 能島 武文ノジマ タケブミ 大正・昭和期の劇作家,演劇評論家,翻訳家 生年明治31(1898)年5月15日 没年昭和53(1978)年3月10日 出生地大阪市北区 学歴〔年〕早稲田大学英文科 経歴在学中の大正11年市村座脚本部に入り、かたわら「劇と評論」を創刊。同年「秋の心」「波紋」を発表。のち「演劇新潮」編集同人となり、劇評・劇論を担当。また第一書房の『近代劇全集』の編集にも従事。他に「東京小景」「詩人の靴」などの作品があり、著書に「作劇の理論と実際」がある。後年は推理小説の翻訳に転じ、クリスティ「スタイルズ荘の怪事件」、ガードナー「義眼殺人事件」「ビロードの爪」、ハメット「血の収穫」などを訳出した。 出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」（2004年刊）20世紀日本人名事典について 情報 Sponserd by
