脇太夫(読み)ワキタユウ

デジタル大辞泉 「脇太夫」の意味・読み・例文・類語

わき‐たゆう〔‐タイフ〕【脇太夫】

浄瑠璃一座で、首席太夫に次ぎ、第二位に位置する太夫。脇語り

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精選版 日本国語大辞典 「脇太夫」の意味・読み・例文・類語

わき‐たゆう‥タイフ【脇太夫】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 能楽で、ワキを演ずる役者脇師
    1. [初出の実例]「渋屋大夫召寄候〈略〉脇大夫・小鼓・太鼓打など随身也」(出典:上井覚兼日記‐天正一三年(1585)六月五日)
  3. 浄瑠璃の一座で、立(たて)に次ぎ、第二位にある浄瑠璃太夫わきがたり。わき。
    1. [初出の実例]「其一座之長称太夫、其次謂脇太夫、太夫比胴、其次比脇之謂也」(出典雍州府志(1684)八)

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