脚摩乳・手摩乳(読み)あしなずち・てなずち

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「脚摩乳・手摩乳」の解説

脚摩乳・手摩乳 あしなずち・てなずち

記・紀にみえる神。
八岐大蛇(やまたのおろち)にのまれようとした奇稲田姫(くしいなだひめ)の父母。その名の意味は娘を足・手で撫(な)でていつくしむこととも,足・手の働きにより水田をえる精霊ともいう。「古事記」では足名椎・手名椎。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android