デジタル大辞泉 「脹」の意味・読み・例文・類語 ちょう【脹】[漢字項目] [人名用漢字] [音]チョウ(チャウ)(呉)(漢) [訓]ふくれる ふくらむ はれる腹が張る。ふくれる。「脹満/鼓脹・腫脹しゅちょう・膨脹」[補説]平成22年(2010)常用漢字表から削除、人名用漢字に追加された。[難読]脹脛ふくらはぎ 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
普及版 字通 「脹」の読み・字形・画数・意味 脹人名用漢字 12画 [字音] チョウ(チャウ)[字訓] ふくれる・はれる[字形] 形声声符は長(ちよう)。長に張大の意がある。腹部の鼓張するをいう。また張を借用することがあり、大小腸の意に用いることもある。腹水がたまることを脹満という。[訓義]1. ふくれる、はりだす。2. はれる。3. 張と通用して、はる。4. 腸と通用して、はらわたの意に用いる。[古辞書の訓]〔名義抄〕脹 ハラフクル・フクレタリ/脹肚 フクロ・ハラワタコハル 〔立〕脹 フクル・ハラハル・ハラフクル・ワキ[語系]脹・張・漲・帳tiangは同声。みな張大の意がある。暢thiang、腸diangも同系の語。長は長髪、昜(よう)は、台上の玉光が、遠く下方に及ぶことをいう字である。[熟語]脹肚▶・脹飽▶・脹満▶・脹悶▶[下接語]鼓脹・病脹・腹脹・膨脹 出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報