腕を鳴らす(読み)ウデヲナラス

デジタル大辞泉 「腕を鳴らす」の意味・読み・例文・類語

うでら・す

自分腕力技能が思う存分発揮できる機会を待ち構える。
技能を人々に示して認められ、名声を広める。

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精選版 日本国語大辞典 「腕を鳴らす」の意味・読み・例文・類語

うで【腕】 を 鳴(な)らす

  1. 腕力や技量をふるおうとして、適当な事態の起こるのを待っている。髀肉(ひにく)の嘆をなす。
  2. 技量をあらわして、名声をひろめる。
    1. [初出の実例]「若い頃には是でも小野派一刀流で腕(ウデ)を鳴(ナラ)したものだ」(出典恋慕ながし(1898)〈小栗風葉〉四)

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