腕引(読み)かいなひき

精選版 日本国語大辞典 「腕引」の意味・読み・例文・類語

かいな‐ひきかひな‥【腕引】

  1. 〘 名詞 〙 衆道(しゅどう)または男女の間で、その愛情の深さや誓いの固さを示すために腕に刀を引いて血を出すこと。
    1. [初出の実例]「心中見たい、指切か、かひな引か、入ぼくろか、此きせるのやきがねかと、一もんじにもってかかる」(出典:浄瑠璃・曾我虎が磨(1711頃)傾城十番斬)

うで‐ひき【腕引】

  1. 〘 名詞 〙 二人片腕を曲げ、太い紐などを互いの肘(ひじ)に通して引き合ったり、また、手拭い両端を腕を曲げた内側に挟んで引き合う遊戯

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む