腕節(読み)ウデブシ

精選版 日本国語大辞典 「腕節」の意味・読み・例文・類語

うで‐ぶし【腕節】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「うでぷし」とも )
  2. 腕の関節。また、腕そのもの。
    1. [初出の実例]「大弓引くうでぶし、引きぬいてすてん」(出典:浄瑠璃・鎌田兵衛名所盃(1711頃)上)
  3. 腕力。うでっぷし。
    1. [初出の実例]「身が殿を謀反よ逆心よとは何を見付、縄かけんなどとはどの腕ぶしで」(出典:浄瑠璃・津国女夫池(1721)一)

うでっ‐ぷし【腕節】

  1. 〘 名詞 〙 「うでぶし(腕節)」の変化した語。
    1. [初出の実例]「『さう云ても鬢公はよく結ぜ』『腕節(ウデップシ)が違はァ』」(出典滑稽本浮世風呂(1809‐13)四)

うで‐ぼし【腕節】

  1. 〘 名詞 〙 「うでぶし(腕節)」の変化した語。
    1. [初出の実例]「長刀持たる腕ぼし共に、捻ぢ折てくれんず」(出典:浄瑠璃・堀川波鼓(1706頃か)中)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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