腰折れ文(読み)コシオレブミ

デジタル大辞泉 「腰折れ文」の意味・読み・例文・類語

こしおれ‐ぶみ〔こしをれ‐〕【腰折れ文】

へたな文章。また、自作の文章をへりくだっていう語。
「わづかなる―作ることなど習ひ侍りしかば」〈帚木
[類語]文章拙文駄文悪文乱文

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精選版 日本国語大辞典 「腰折れ文」の意味・読み・例文・類語

こしおれ‐ぶみこしをれ‥【腰折文】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 拙劣な詩文。へたな文章。腰折
    1. [初出の実例]「その者を師としてなん、わづかなるこしおれふみ作る事など、習ひ侍りしかば」(出典:源氏物語(1001‐14頃)帚木)
  3. 自作の詩文をへりくだっていう語。腰折。

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