拙文(読み)セツブン

デジタル大辞泉 「拙文」の意味・読み・例文・類語

せつ‐ぶん【拙文】

へたな文章。また、自分の書いた文章をへりくだっていう語。
[類語]悪文乱文駄文文章雑文難文迷文俗文

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精選版 日本国語大辞典 「拙文」の意味・読み・例文・類語

せつ‐ぶん【拙文】

  1. 〘 名詞 〙 つたない文章。まずい文章。へたな文章。多く、自分の文章をへりくだっていう。
    1. [初出の実例]「翹材館下。幸容鈍学拙文之身」(出典本朝文粋(1060頃)八・林亭春已晩詩序〈紀斉名〉)
    2. 「予が拙文(セツブン)を俟ずして諸彦の好く知る所なれば」(出典:近世紀聞(1875‐81)〈染崎延房一二)

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