デジタル大辞泉 「膳殿」の意味・読み・例文・類語 かしわ‐どの〔かしは‐〕【▽膳殿】 1 神宮で、食事の用意をする建物。2 大嘗祭だいじょうさいの際、神に供える食事を調理する建物。膳屋かしわや。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「膳殿」の意味・読み・例文・類語 かしわ‐どのかしは‥【膳殿・柏殿】 〘 名詞 〙 神聖な食事を調える建物。① 神宮で、膳部を調える建物。[初出の実例]「斎内親王御膳壱院 御膳殿壱間」(出典:止由気宮儀式帳(804))② 大嘗祭(だいじょうさい)の時、神に供える食事を調理する建物。悠紀(ゆき)、主基(すき)の両院に設けられた。膳屋(かしわや)。[初出の実例]「神祇官引二内膳膳部等一遷二於主基膳殿一、料二理神御饌一」(出典:延喜式(927)七) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例