膵臓癌(読み)スイゾウガン

精選版 日本国語大辞典 「膵臓癌」の意味・読み・例文・類語

すいぞう‐がんスイザウ‥【膵臓癌】

  1. 〘 名詞 〙 膵臓にできた癌。体重減少、食欲不振、上腹部不快感疼痛(とうつう)嘔吐などの症状が現われ、やがて黄疸(おうだん)が起こる。膵癌
    1. [初出の実例]「真の原因は意外にも膵臓癌であったことを知らされたのである」(出典:私々小説(1973)〈藤枝静男〉)

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改訂新版 世界大百科事典 「膵臓癌」の意味・わかりやすい解説

膵臓癌 (すいぞうがん)

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「膵臓癌」の意味・わかりやすい解説

膵臓癌
すいぞうがん
cancer of the pancreas

膵臓にできる癌。最も発生しやすいところはその頭部で,原発癌多く,「痛みの王者」といわれる独特の疼痛で発見されることが多い。硬性癌が多く,組織学的には大部分腺癌である。

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世界大百科事典(旧版)内の膵臓癌の言及

【膵癌】より

…膵臓癌ともいう。膵臓に発生する悪性腫瘍。…

※「膵臓癌」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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