自然の階層性(読み)しぜんのかいそうせい

最新 地学事典 「自然の階層性」の解説

しぜんのかいそうせい
自然の階層性

hierarchy of nature

自然界の物質構造は単純なものから複雑なものまで,一定の段階性をもって層状に積み重なっているとする認識。生物を例にみると分子レベル・細胞レベル・個体(種)レベルが区別される。階層性の特徴は,階層ごとに独自な運動形態をもつ,階層間に交互作用がある,上位の階層は下位の階層を前提としている点である。また,下位の階層から上位の階層へは,歴史的な重積構造でもあり,生物の例では生命発生の前段階の化学進化の時代,単細胞生物の時代,多細胞生物の時代が,先のレベルにみられる階層構造に対応するとされる。

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出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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