自発放出(読み)ジハツホウシュツ(その他表記)spontaneous emission

デジタル大辞泉 「自発放出」の意味・読み・例文・類語

じはつ‐ほうしゅつ〔‐ハウシユツ〕【自発放出】

自然放出

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「自発放出」の意味・わかりやすい解説

自発放出
じはつほうしゅつ
spontaneous emission

自然放出,自発放射ともいう。励起状態にある原子分子などが,外から電磁場などの刺激を加えなくても,自発的に光などを放出して,より低いエネルギー定常状態に移る現象。時間 t とエネルギー E の間には不確定性関係 ΔtΔEh/2π ( hプランク定数 ) が成り立つから,自発放出の寿命を τ とすると,放出粒子スペクトル線h/2πτ の幅をもつことになる。 (→誘導放出 )

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

百科事典マイペディア 「自発放出」の意味・わかりやすい解説

自発放出【じはつほうしゅつ】

自然放出

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android