臭化物中毒(読み)しゅうかぶつちゅうどく(その他表記)bromide poisoning

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「臭化物中毒」の意味・わかりやすい解説

臭化物中毒
しゅうかぶつちゅうどく
bromide poisoning

臭化物の経口摂取による中毒。臭化物は,胃に入って胃酸と接触すると臭化水素となり,刺激性の酸として作用する。主として中枢神経系および腎臓が侵され,嘔吐,下痢,腹痛,傾眠,昏睡,けいれん,高血圧,乏尿,血尿,溶血などの症状が現れる。治療には胃洗浄と下剤の投与,チオ硫酸ソーダの静脈注射を行う。重症の場合は,腹膜灌流または血液透析を行う。

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