臭化物中毒(読み)しゅうかぶつちゅうどく(その他表記)bromide poisoning

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「臭化物中毒」の意味・わかりやすい解説

臭化物中毒
しゅうかぶつちゅうどく
bromide poisoning

臭化物の経口摂取による中毒。臭化物は,胃に入って胃酸と接触すると臭化水素となり,刺激性の酸として作用する。主として中枢神経系および腎臓が侵され,嘔吐下痢腹痛,傾眠,昏睡けいれん,高血圧,乏尿,血尿,溶血などの症状が現れる。治療には胃洗浄下剤投与チオ硫酸ソーダ静脈注射を行う。重症の場合は,腹膜灌流または血液透析を行う。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...

豊田自動織機の用語解説を読む